多汗症の分類3
多汗症を分類するのに、どこに汗をかく多汗症なのかで分類することができます。
一般に最も汗をかく場所として思い浮かぶのは「わきの下」だと思いますが、やはり「脇多汗症」という分類があります。また、脇多汗症と聞いてすぐ「わきが」を連想してしまいますが、わきがと脇多汗症は別物です。ですが脇多汗症の人は脇のにおいにも悩まされているケースが多く、多汗症の治療によって結果的にわきがにも効果がある場合もあるようです。
また手のひらに汗をかく人も多いです。「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」という分類があります。手のひらの多汗症は、特に緊張とともに多汗症の症状が現れることが多いようです。ハンカチ・タオルがみるみるびしょびしょになってしまう、握手をすることが恐怖になってしまう、というように日常生活にもっとも不便を感じる多汗症です。
脇・手のひらと来ると、次は足の裏です。足の裏に書く汗の多さに悩む多汗症の人も多いです。「足蹠多汗症(せきしょたかんしょう)」という分類があります。この多汗症の人は、靴下の色が変わるほどの汗をかきます。サンダルなどを素足で履くと、汗ですべって脱げてしまいます。靴を脱いで歩いた跡が、多汗症の証拠のように廊下に残っています。足蹠多汗症の人は、足の臭いに悩まされている人も多いです。足の角質が汗でふやけてばい菌に感染し、臭いの元になるのです。多汗症とは直接関係する症状ではありませんが、多汗症の治療に効果が出れば、足のにおいが軽くなる場合が多いです。