多汗症の分類

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多汗症の分類6

多汗症の分類6

多汗症の分類の中に「副乳多汗症」があります。副乳多汗症は腋下多汗の中の一種です。脇の多汗症に悩まされている女性で、生理の前などに腋がなんとなく張れた感じがある場合は、副乳多汗症を疑ってみる必要があるかもしれません。副乳多汗症は、乳腺組織が腋の下にも存在するものです。汗腺組織は発生学的には元来乳腺から進化したものといわれており、特に腋下に副乳がある場合は非常に発汗作用が強いのです。副乳多汗症を手術によって治療する場合、手術法は基本的に一般の腋下多汗症の手術と同じです。ただし、手術による減汗効果には差があります。汗は、アポエクリン腺型>アポクリン腺型>混合型>副乳多汗>エクリン腺型 の順に減ります。ですから、患者が、アポエクリン腺から主に発汗するタイプであるとしたら、80%から90%の減汗が期待できるわけです。アポクリン腺から主に発汗するタイプでしたら70%から80%くらいです。副乳多汗症は手術前に見つかることはまれで、通常、精神性発汗型多汗症という診断の元で手術を進めている過程で乳腺組織が偶然見つかる場合がほとんどです。副乳があれば、当然摘出する必要があり、その結果、より多くの汗が減ります。体臭多汗症の手術が器械でなく、皮下を確認しながら行う「直視下手術」でなければならないことを主張する医師が多いのは、このようなこともあるからです。器械には目がありませんから、仮に「副乳」が存在しても見落としてしまい、より多くの汗を減らせる機会を失ってしまいます。また、多汗症の治療結果的には「わきがの治療」も兼ねていることになります。わきが型多汗の治療をした場合にはアポクリン腺は当然100%摘出されるわけですから。

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